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第39回企画展「舟越桂展」

印刷用ページを表示する更新日:2011年10月1日更新

1951年岩手県盛岡市生まれの舟越桂(ふなこしかつら)は、1975年東京造形大学彫刻科を卒業。1977年東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了後、東京芸術大学(1985-86年、1990-91年)、1989年からは東京造形大学にて彫刻を教えています。

また、文化庁芸術家在外研修員として一年間(1986-87年)ロンドンに滞在しました。1980年代初めから楠を使った木彫彩色の人物像の制作を始め、国内外の展覧会で発表してきました。特に1988年の「第43回ヴェネツィア・ビエンナーレ」、1989年「第20回サンパウロ・ビエンナーレ」、1992年ドイツ・カッセルでの「ドクメンタIX」などの国際展にも出品し、高い評価を得ています。

2003-04年には東京都現代美術館を含む国内6ヶ所の美術館で大規模な個展が、2008年には東京都庭園美術館で「舟越桂 夏の邸宅 アール・デコ空間と彫刻、ドローイング、版画」展が開催され好評を博しました。

2006年からの彼のスフィンクスシリーズは人物像をさらに発展させた新たな表現に挑戦しており、彫刻の新領域に踏み込んだ作品だと言えます。彼の作品は、世界が認めるインターナショナル的な精神性の高い造形世界を切り開いたと言えるでしょう。

今回は、作家である舟越桂氏、西村画廊、高知県立美術館、徳島県立近代美術館、高松市美術館、収蔵家の方々のご協力をいただき、木彫作品と、ドローイングで構成する個展を開催し、舟越作品の魅力をより多くの皆様に紹介したいと思い企画しました。

舟越桂展チラシ(表)舟越桂展チラシ(裏)

会期

2011年10月1日(土曜日)から12月18日(日曜日)まで

関連企画

舟越桂 講演会(定員150名)

10月1日(土曜日) 午後2時30分から3時30分まで
場所:プラザ八王子3階ホール    

舟越桂 ワークショップ(学生対象)

10月2日(日曜日) 午後2時00分より
場所:展示室・アトリエ      

スペシャルギャラリートーク

10月23日(日曜日) 午後2時00分より 高知県立美術館 松本教仁 
11月13日(日曜日) 午後2時00分より 高松市美術館 牧野裕二
12月4日(日曜日) 午後2時00分より 徳島県立近代美術館 安達一樹
場所:展示室  ※入場料 

木と遊ぶ 親子教室(講師:高知県森林総合センター情報交流館 堀田幸生)

11月6日(日曜日) 午前10時00分より
11月27日(日曜日) 午前10時00分より
場所:プラザ八王子2階 アトリエ ※   材料費要 

館長による作品解説(期間中の日曜日)

10月16日・30日・11月6日・27日・12月11日・18日 午後2時00分より 
場所:展示室  ※入場料要

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