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香美市熱中症対策健康会議
2025年5月26日に大塚製薬株式会社との「包括連携協定」に基づく取組の一環として、熱中症について市民への意識啓発と発症抑制を目的として、「熱中症健康会議」を開催しました。
気候変動の結果、気温と湿度が高い日が増えており、高知県における熱中症警戒アラート発表数も、2024年度は50回と増加傾向にあります。熱中症患者の多くを高齢者が占めていることから、高齢化が進んでいる香美市においても対策が必要となっています。
また、改正労働安全衛生規則が2025年6月から施行され、事業者に対して熱中症対策が義務付けられることとなりました。具体的には、事業者は、熱中症による健康障害を生ずるおそれのある作業を行うときは、次の2点を実施のうえ、関係者へ周知しなければならないこととなります。
- 異常を早期に発見するため、作業に従事する者が熱中症の自覚症状がある場合や作業に従事する者が熱中症による健康障害を生じた疑いがあることを見つけた場合にその旨を報告させるための体制を整備する
- 作業中止、身体冷却、医療機関への搬送等熱中症の症状の重篤化を防ぐために必要な措置の内容及びその実施手順をあらかじめ定める
こうした状況を踏まえて本会では、香美市だけではなく地域の事業所の皆さまにも、熱中症に対する取組を発表いただきました。
発表団体
とさでん交通株式会社
株式会社高知放送
高知県土佐刃物連合協同組合
株式会社土佐山田ショッピングセンター
株式会社フタガミ
株式会社西日本セイムス
大塚製薬株式会社
独立行政法人環境再生保全機構 熱中症対策部地域熱中症対策課
香美市(健康推進課、消防署、教育委員会)
独立行政法人環境再生保全機構 熱中症対策部地域熱中症対策課発表資料 [PDFファイル/1.19MB]
目標
熱中症搬送者数を2024年の41件から、2025年は29件に約30%削減することが目標として設定されました。
参考情報
次のホームページを参考に熱中症に備えてください。
香美市ホームページ 熱中症に気を付けましょう
厚生労働省 熱中症予防のための情報・資料サイト
外国語表記のリーフレットも公開されています。