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街区基準点
街区基準点とは
街区基準点とは、地籍調査における基礎データの整備を目的に国土交通省が実施した「都市再生街区基本調査」の一環として、全国の人口集中地区(Did地区)に設置された公共基準点です。今後、幅広く一般の測量等に活用していただくために、国土交通省から香美市へ平成20年3月31日に移管されました。
街区基準点の種類
街区基準点には、国家基準点等を基準に約500m間隔に設置された「街区三角点」と、この街区三角点を基準に約200m間隔に設置された「街区多角点」があります。このほか、街区基準点測量等を補間するために仮設置された「節点」、「補助点」があります。なお、実際に香美市が管理するのは、このうち街区三角点と街区多角点に限ります。節点、補助点は仮設の点ですので、香美市では管理しておりません。
街区基準点の役割
街区基準点は、位置情報を持った測量標識であり、この街区基準点を活用して測量を行うことで、地球上における正確な位置を知ることができます。また、地籍調査、都市開発、公共事業、土地の分筆登記など測量の共通の基準点として利用され、測量の正確さを確保するとともに、測量経費の節減に役立っています。
街区基準点の取り扱い
街区基準点使用の場合、街区基準点の付近でその効用に支障をきたすおそれのある工事等を施工する場合、街区基準点の効用に支障をきたした場合、工事施工者が街区基準点を一時撤去または移転する必要が生じた場合には申請が必要です。詳しくは「香美市公共基準点管理保全要綱」をご覧ください。また、申請書、報告書等は以下の様式をお使いください。
香美市公共基準点管理保全要綱 [PDFファイル/132KB]
公共基準点関連申請書・報告書等様式 [Excelファイル/73KB]
(このファイルはMicrosoftexcelで作成されています。)
街区基準点の成果の閲覧等
街区基準点成果、点の記、網図は、建設課に用意してあります。なお、最新のデータ及び詳細については、直接、建設課の窓口で確認してください。
法務局でも測量成果の写し及び測量記録の写しを閲覧することができます。
街区基準点の成果については、次のホームページでもご覧になれます。