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土砂災害の知識
土砂災害とは
がけ崩れ、土石流、地すべりといった自然現象によって、住民の生命、身体、財産等に被害が生じることをいいます。
土砂災害は、非常に激しい雨(1時間雨量50mm以上)や猛烈な雨(1時間雨量80mm以上)が降ると発生する危険があります。激しくない雨であっても、降雨が長時間続くと発生するおそれが高まります。
雨の強さと降り方については、下記リンクから確認することができます。
種類 | 概要 |
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がけ崩れ |
雨水や地震の揺れの影響によってゆるんだ斜面(傾斜度30度以上、高さ5m以上)が、突然崩れ落ちる現象です。突発的に発生し、崩れ落ちるスピードも速いため、避難が遅れ、悲惨な被害となる場合もあります。 |
土石流 |
山腹の崩壊で生じた土砂や岩石などが、水と一体となり下流へ流れ落ちていく現象です。規模によって流れの速さは異なりますが、自動車並みのスピードで流れ、破壊力も大きいため、人家や公共施設を一瞬のうちに壊滅させます。 |
地すべり | 緩やかな斜面の場所で、粘土のようなすべりやすい地層に雨水がしみこみ、その影響で地面が動き出す現象です。広い範囲で地面がすべり、家や田畑、道路などの交通網に大きな被害をもたらします。 |
がけ崩れ、土石流又は地すべりの前兆現象は、下記の外部リンク(政府広報オンライン)で解説されています。
土砂災害から身を守ろう!
土砂災害は、「いつ」「どこで」発生するかを予測することは難しいため、気象情報などを踏まえ、土砂災害の危険を感じた時は、早めに避難することを心がけてください。
夜間などで、避難場所まで移動することが危険だと判断されるような場合は、近隣のより安全な場所や建物へ移動してください。それさえ危険な場合は、自宅上階の斜面から離れた部屋に退避してください。
気象情報
避難情報(避難指示など)
気象情報や現地の状況などを基に、市役所などが発表する避難情報は、テレビやラジオのほか、防災行政無線や緊急速報メール、市HPなどにより住民の方へお知らせします。
避難情報が発令されていなくても、危険を感じた場合は、ためらわず安全な場所(知人・親せき宅等でも構いません。)へ避難してください。
防災情報が見てわかる高知県防災アプリ
高知県は、いつでも必要なときに防災情報を収集することができる「高知県防災アプリ」を開発し、運営しています。
詳しくは、防災情報が見てわかる高知県防災アプリへ(香美市ホームページ)
事前に確認しておこう!
お住まいの地域の土砂災害の発生する可能性が高い場所や、いざというときに避難する場所・経路などを事前に確認しておきましょう。
外部リンク
土砂災害から身を守る3つのポイント あなたも危険な場所にお住まいかもしれません!(政府広報オンライン)