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土砂災害の知識

印刷用ページを表示する更新日:2014年9月16日更新

土砂災害とは

がけ崩れ、土石流、地すべりといった自然現象によって、住民の生命、身体、財産等に被害が生じることをいいます。

土砂災害の多くは雨が原因となって発生しており、1時間の雨量が20ミリ以上、または降り始めてからの雨量が100ミリ以上の雨となる場合は、十分な注意が必要です。

【土砂災害の種類】

種類 概要 前ぶれ
がけ崩れ

雨水や地震の揺れの影響によってゆるんだ斜面(傾斜度30度以上、高さ5m以上)が、突然崩れ落ちる現象です。突発的に発生し、崩れ落ちるスピードも速いため、避難が遅れ、悲惨な被害となる場合もあります。

・斜面から水がわき出る                                                            ・小石がぱらぱら落ちてくる                                                              ・川の水がにごり、木などが流れてくる                                                             ・山鳴り・地鳴りが聞こえる                                                        ・雨が降り続いているのに川の水位が下がる       

土石流

山腹の崩壊で生じた土砂や岩石などが、水と一体となり下流へ流れ落ちていく現象です。規模によって流れの速さは異なりますが、自動車並みのスピードで流れ、破壊力も大きいため、人家や公共施設を一瞬のうちに壊滅させます。

地すべり 緩やかな斜面の場所で、粘土のようなすべりやすい地層に雨水がしみこみ、その影響で地面が動き出す現象です。広い範囲で地面がすべり、家や田畑、道路などの交通網に大きな被害をもたらします。

  土砂災害から身を守ろう!

土砂災害は、「いつ」「どこで」発生するかを予測することは難しいため、気象情報などを踏まえ、土砂災害の危険を感じた時は、早めに避難することを心がけてください。

夜間などで、避難場所まで移動することが危険だと判断されるような場合は、近隣のより安全な場所や建物へ移動してください。それさえ危険な場合は、自宅上階の斜面から離れた部屋に退避してください。

気象情報

気象庁HP(注意報・警報・土砂災害警戒情報などの発表状況

避難情報(避難指示・避難勧告・避難準備情報など)

気象情報や現地の状況などを基に、市役所などが発表する避難情報は、テレビやラジオのほか、防災行政無線や緊急速報メール、市HP、広報車などにより住民の方へお知らせします。

避難情報を活かし、早め早めの避難をお願いします。

事前に確認しておこう!

お住まいの地域の土砂災害の発生する可能性が高い場所や、いざというときに避難する場所・経路などを事前に確認しておきましょう。

土砂災害危険箇所・避難場所(香美市防災マップ)

土砂災害警戒区域

※土砂災害危険箇所と土砂災害警戒区域の違い・・・どちらも土砂災害のおそれのある区域を示していますが、土砂災害警戒区域はより詳細な地形図を使用し、法律に規定された手法により区域が設定されているものです。しかし、土砂災害警戒区域は現在調査を進めているところであり、指定までにかなりの時間を要するため、未指定の地域は、土砂災害危険箇所により土砂災害のおそれのある区域をお知らせしています。