香美市立美術館第49回企画展「桑尾寿秋展-色彩のロマンチシズム-」

1917年高知市生まれの洋画家・桑尾寿秋は、1939年に日本美術学校を卒業した後、世界各地を訪ねて回りながら様々な色彩表現を追及しました。1960年より創元会に出品を続け、1979年には同会運営委員、審査員となり、1981年にはフランス美術賞国際展に入選、以後、国際美術展に推薦、招待出品を重ねます。

また、1981年には高知県展洋画部門無鑑査となり、1985年には日本国際美術家協会会員に推挙されるなど、2001年に84歳で亡くなるまで、精力的に芸術活動に励んできました。同年10月には、高知県展功労者表彰を受けています。

今回は、1950年から1990年代までの作品を一堂に展示し、幅広い表現を追求してきた色彩豊かな桑尾寿秋の世界を多くの方々に楽しんで頂くために企画しました。

開館時間：午前9時00分から午後5時00分まで（入館は午後4時30分まで）

休館日：毎週月曜日（月曜日が祝日の場合は翌日）

一般300（150)円・(　)内20名以上団体料金
長寿手帳提示150円
身体障害者手帳提示無料
高校生以下無料

「ギャラリートーク」

日時：2013年9月14日（土曜日）　午後2時30分より
場所：展示室　※入館料要

「館長または学芸員による作品解説」

日時：毎週日曜日　午後2時00分より
場所：展示室　※入館料要

 
「ランプのある静物」1982年

　
「時刻の中のLEMON（レモン）」1971年