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宮地俊一郎は1932年(昭和7年)、幡多郡西土佐村(現:四万十市西土佐)に生まれました。
1954年、第8回高知県展に入選、以降連続出品。1961年、第4回新象作家協会展にて新人賞受賞。1956年、第10回高知県展にて特選、以後第14回、第16回でも特選を重ね、1963年の第17回高知県展より無鑑査となりました。1967年、第10回安井賞展(東京国立近代美術館)に出品。この時期、東京にて安保闘争デモに参加し、アンフォルメルに影響を受けた《抗》シリーズを展開、当時の社会情勢への問題意識を画面に表現しています。1970年代以降、独特の視点による風景画を多く手掛けるようになり、度々渡欧し、心象を重ね合わせた落ち着いた画面の作品を多く制作しています。1974年、高知大丸、西武百貨店、高新画廊などで数度にわたり個展を開催。1997年には「こんなアヴァンギャルド芸術があった!高知の1960年代展」(高知県立美術館)に出品しています。
また、高知大学では講師として2001年まで後進の指導にあたりました。
このような宮地俊一郎のこれまでの歩みを、多くの皆様にご覧いただきたいと思います。
開館時間:午前9時00分から午後5時00分まで(入館は4時30分まで)
休 館 日:毎週月曜日(但し、5月5日は開館)、5月7日(水曜日)
一般310(150)円・( )内20名以上団体料金
長寿手帳提示150円
身体障害者手帳提示無料
高校生以下無料
「宮地俊一郎ギャラリートーク」
日時:4月5日(土曜日) 午後2時30分より
場所:展示室 ※入場料要
「館長または学芸員による作品解説」
日時:会期中毎日曜日 午後2時00分より
場所:展示室 ※入場料要
「作品W」
「ロアールの古城」
「早鞆の海」