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第47回企画展「片岡鶴太郎展 墨牡丹」

印刷用ページを表示する更新日:2013年5月13日更新

「ある日、家の前に咲く椿に気がつきました。凛と咲く一輪の椿を見た感動を、絵に描けたら・・・」という思いから、絵筆を握った片岡鶴太郎。今年、画業18年を迎えます。

1954年(昭和29)東京西日暮里に生まれた片岡鶴太郎(本名:荻野繁雄)は、幼少の頃より役者になることを夢見て、高校卒業後、片岡鶴八に弟子入りし、その後、幅広いキャラクターを演じる役者として活躍しています。

作家としては、1995年、東京にて初めての個展『とんぼのように』を開催、以後、1996年『心彩彩(こころさいさい)』、1997年『三番花(さんばんか)』、1998年『門外漢(もんがいかん)』など、毎年新しい作品での個展を全国各地で開催してきました。2001年6月には、初の海外個展をフランスのパリで開催し、多くの来館者を魅了しました。

今回は、「目で見た色ではなく、その時に感じた色を、自分の中から引き出すのが目標」という片岡鶴太郎の作品の中から、『墨牡丹(すみぼたん)』のシリーズを中心に作品を展示いたします。幾重にもかさなる淡い墨色の花弁が描かれた大作「墨牡丹」(二曲屏風)を始め、染めや焼き物などが展示室に並びます。

また、昨年から南国土佐を旅し、絵のモチーフ探しをしてきた片岡鶴太郎。「高知に来たら、是非、海の幸を描きたいと思っていた。この形があるから、自然界でここまで大きくなれた・・・だから尊い。」という彼の言葉のとおり、大海原でたくましく生きて来た土佐の鰹。白緑(びゃくろく)や鮮光朱(せんこうしゅ)、淡群青(うすぐんじょう)などで描かれた七色(なないろ)の鰹は、18年絵を描いてきた片岡鶴太郎が、今持っているすべての力を出し切った、とっておきの一枚となっています。

「心で感じる色を、正直に告白していく」片岡鶴太郎の作品を、是非ご覧ください。

「片岡鶴太郎展 墨牡丹」チラシ(表)「片岡鶴太郎展 墨牡丹」チラシ(裏)

会期

2013年6月1日(土曜日)から7月28日(日曜日)まで

開館時間・休館日

開館時間:午前9時00分から午後5時00分まで(入館は4時30分まで)
※6月8日(土曜日)のみ、8時30分に開館します。

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

入場料

一般500(250)円・( )内20名以上団体料金・長寿手帳提示250円・身体障害者手帳提示無料・高校生以下無料

関連企画「片岡鶴太郎サイン会」

2013年6月8日(土曜日)午前10時00分より
場所:香美市立美術館

※サイン会当日のみ、午前8時30分より開館いたします。

※当日、会場内で販売する画集をお買い上げの方、先着200名様にサイン会の整理券を配布します。

※イベントは作家の都合により、変更または中止となる場合がございます。ご了承下さい。

二曲屏風「墨牡丹」(部分)
二曲屏風「墨牡丹」(部分)
「雪椿」
「雪椿」
「土佐鰹」
「土佐鰹」

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