1961年京都府生まれの三沢厚彦(みさわあつひこ・神奈川県在住)は、東京藝術大学・大学院で彫刻を学んだ後、2000年から動物をモチーフとした木彫の「アニマルズ」シリーズを発表してきました。‘01には、第20回平櫛田中賞、‘05には第15回タカシマヤ美術賞を受賞するなど、その活躍は高く評価され、今、最も注目を集める彫刻家の1人です。‘07年には平塚市美術館他4館で「三沢厚彦ANIMALS+」展が開催、その後、愛知・栃木・鹿児島・福井・鳥取の各美術館で次々と個展が開催されてきました。
四国初となる今回の展覧会では、クスノキの丸太から削り出された実物大の動物たちが、会場いっぱいに並びます。三沢彫刻の愛らしく、また、野性味溢れる生き生きとした動物たちは、観る人の心を捉えて離しません。子どもから大人まで、幅広い年齢層の皆様に楽しんでいただける展覧会として企画しました。
三沢厚彦高校生のためのギャラリートーク
平成24年8月4日(土曜日) 午前11時00分より
場所:展示室
三沢厚彦アーティストトーク
平成24年8月4日(土曜日) 午後2時30分より
場所:展示室 ※入場料要
三沢厚彦ワークショップ「木を彫って何かをつくろう!」(定員20名、高校生以上対象)
平成24年9月22日(土曜日)午後1時00分より午後4時00分まで
場所:香美市立美術館アトリエ
参加料:800円
館長または学芸員による作品解説
毎週日曜日 午後2時00分より(但し、9月30日は除く)
場所:展示室 ※入場料要