1952年高知県高岡郡四万十町生まれの西村洋一(にしむらよういち)は、1975年車の転落事故で頚椎骨折による脊椎損傷を負いました。
1982年から身体障害者療養施設みどりの家に入所し、その後、水彩画を描き始める。1997年からは四万十町の障害者支援施設オイコニアへ入所した後は、精力的に水彩画を描き続け、多くの個展を開催してきました。
1994年に高知市のギャラリーパンでの初個展から始まり、2000年からはギャラリー556(四万十町)、2003年には星ヶ丘アートヴィレッヂ(高知市)・横倉山自然の森博物館(越知町)などで毎年2回のペースで新作を発表し続けています。
自然と真摯に向きあい、四季の移ろいを描きとめた水彩画は、見る者にさわやかな感動を与えます。今回は、西村の長年描きためてきた作品を一堂に展示し、県内外の多くの皆様にご覧いただきたいと思い企画しました。
ギャラリートーク(西村洋一×ギャラリー556 山本哲資)
平成24年4月7日(土曜日) 午後2時30分より
場所:展示室 ※入場料要
(都合により、内容が変更となる場合があります。)
館長および学芸員による作品解説
毎週日曜日 午後2時00分より
場所:展示室 ※入場料要