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第29回企画展「2010年岸田夏子の世界展」

印刷用ページを表示する更新日:2010年4月4日更新

1940年和歌山県生まれの岸田夏子(きしだなつこ)は、1963年東京芸術大学絵画科油絵専攻(林武教室)卒業後、1965年に同大学院を修了。1984年東京銀座の資生堂ギャラリーから始まり、銀座・吉井画廊、日本橋高島屋美術画廊、日本橋三越本店美術特選画廊等での個展、国内の美術館・デパートや海外でのグループ展を中心に数多くの作品を発表してきました。

1999年から2001年は尾道白樺美術館、2000年から2005年は清春白樺美術館の館長を務めています。また2005年には日・EU市民交流年のイベントのひとつとして(ベルギー大使館主催)、首都ブリュッセルにて個展を開催し、好評を博しました。

洋画家・岸田劉生(きしだりゅうせい)は祖父であり、母・麗子の幼い姿を描いた『麗子像』はあまりにも有名です。岸田夏子も、大人になった麗子(母)をテーマにした一連の人物像を描いています。

また、冬の雪山や秋の紅葉、春の桜と、自然をテーマにした作品も多く手がけています。その中でも、特に京都・醍醐寺の桜や、山梨・清春の桜を繰り返し描いていますが、描く対象への熱く深い思いが、画面から溢れ出るような命の輝きを生み出しているようです。「刻」をテーマに、自然(人間も含む)を描く事によって、自己を追求し、人生の深さを追い求めています。

桜は人の心を表わし、春に再生する花は年毎に変わっていく。その姿に人間の生を重ね合わせる、岸田夏子の絵画世界。

春の桜の季節にあわせて、今回四国初となる「2010年岸田夏子の世界展」を県内外のより多くの方々にご紹介したいと企画しました。

岸田夏子の世界展チラシ(表)岸田夏子の世界展チラシ(裏)

会期

2010年4月4日(日曜日)から5月16日(日曜日)まで

関連企画

岸田夏子ギャラリートーク

4月4日(日曜日)午後2時30分より
場所:展示室  ※入場料要   

館長による作品解説

毎日曜日(4月11日・18日・25日、5月2日・9日・16日)午後2時00分より
場所:展示室 ※入場料要

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