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食に対する指導の取り組み
毎日の給食は、成長期の児童・生徒の健康を支えることだけでなく、食育を推進するための様々な情報を提供することができます。
学校給食を生きた教材として学校の教育活動に生かし、児童・生徒が食の大切さに気づき、望ましい食習慣を身につけ生涯にわたって健康で生き生きとした生活を送ることができるように、栄養教諭が給食の時間に訪問し、他の教職員と連携して次のような内容で食に関する指導を行なっています。
「学校給食を通して行う よりよい食生活習慣の確立」
- 学校・給食センター・家庭・地域の連携による食育
- 地場産物を取り入れた学校給食
香美市教育の重点目標
- 豊かな心を育む教育の推進
- 保・幼・小・中の連携
- 基本的な生活習慣の定着と家庭教育の向上
「食に関する指導」目標
- 食事の重要性、食事の喜び、楽しさを理解する
- 心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事のとり方を理解し、自ら管理していく能力を身に付ける
- 正しい知識・情報に基づいて、食物の品質及び安全性等について自ら判断できる能力を身に付ける
- 食物を大事にし、食物の生産等にかかわる人々へ感謝する心をもつ
- 食事のマナーや食事を通じた人間関係形成能力を身に付ける
- 各地域の産物、食文化や食にかかわる歴史等を理解し、尊重する心を持つ
育てたい力
- 基本的な食事マナーを身につけ、楽しく食事ができる。
- 食事の大切さが分かり、健康を考えて食べることができる。
- 簡単な調理ができる。
- 嫌いなものも頑張って食べることができる。
- 地元食材に関心を持つことができる。
重点的な取り組み
地場産物や郷土食等を活用した献立の工夫
地元食材や体験学習で収穫した食材を活用することにより、食への関心を深める。
給食指導に関する資料提供
献立表、給食だよりの配布
食事マナー(正しい姿勢・はしの持ち方・食器の配置)を小学校低学年に配布
給食放送資料の提供(献立の紹介、食品の栄養など給食を生かす放送資料)
食に関する指導の実践
給食時間の指導(指導内容:食事マナー、給食の食材、健康等)
教科や特別活動の指導の充実
指導資料の配布(水分補給、スポーツ栄養、牛乳の栄養)
学校・PTA等が行う給食試食会や料理教室への参画
個別相談活動(肥満・痩身・食物アレルギー・偏食等)
衛生管理の充実
- 施設・設備、作業能力に配慮した献立作成を行い、安全に調理した給食の提供