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いざなぎ流舞神楽

ページID:0001634 更新日:2025年8月7日更新 印刷ページ表示

 いざなぎ流舞神楽公開
 「いざなぎ」とは、いざなぎ流の起源を物語る「いざなぎ祭文」に登場する「いざなぎ様(大神)」に由来します。
その祭文には、日本に生まれ経文の修行を始めた占い上手の「天中姫宮(てんちゅうひめみや)」が人を救うための祈祷(呪術)を求めて天竺にわたり、「いざなぎ大神」から人形祈祷や弓祈祷などの祈祷法を習い日本に伝えた、ということが語られています。

 宗教とはいえ、統括するような組織はなく、「太夫」がさまざまな知識を習得し管理しており、世襲制ではなく、なりたいものが師匠に弟子入りをして伝授してもらうという形式をとっています。
 一人前の太夫である証である「許し」をもらうまでに10年はかかると言われています。 
 太夫は普段他の住民同様、林業や農業に従事し、依頼があると出かけていきます。

 太夫の役割は4つあり、氏神や家の「神祭り」、病気治しの「病人祈祷」、弓を叩いて神憑りし託宣(占い)をする「祈祷」、山の神や水神をなだめ、自然災害を防ぐ「鎮め」があります。

  ※香美市教育委員会では、祈祷の依頼や相談、太夫様の紹介は行っておりません。