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イノシシに遭遇した場合の事故防止

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新

イノシシに襲われたと思われる人身事故が発生しています。

本来イノシシは臆病な動物ですから人を襲うことは稀(まれ)ですが、ケガをしていたり、犬に追われたり、発情期(晩秋から冬)などで興奮状態にあったり、至近距離で突然出会った場合などは襲ってくることがあります。

事故を未然に防止するために、イノシシと遭遇した場合は、次のことに注意してください。

  • 通常イノシシと出会った場合は、イノシシの方から逃げてゆきますが、興奮したイノシシと出会った場合には、急に走り出したり後ろを向いたりすると更にイノシシを興奮させることがあります。ゆっくりとイノシシと向かい合ったままで後退し、速やかにその場を立ち去るようにしましょう。
  • イノシシがたてがみを逆立て、シュー、カッカッカッ、クチャクチャクチャ、と威嚇音を発している場合は、特に注意が必要です。
  • 棒を振り上げたり、石を投げたりしてイノシシを刺激しないようにしましょう。
  • イノシシの子(うり坊)を見かけても、かわいいからと近づいたり追いかけたりしないようにしましょう。近くに母イノシシがいる可能性があります。
  • 至近距離で出会った場合に犬を連れていると、猟犬と勘違いして逆効果になる場合もあります。イノシシが向かってきた時は犬を放しましょう。とにかくイノシシと出会った時は冷静になって相手の出方をうかがいましょう。万一に備えて登れる木があるかどうか周囲を見渡す余裕も忘れないようにしてください。