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化学物質過敏症

印刷用ページを表示する更新日:2023年4月10日更新

 私たちの身の回りにはさまざまな化学物質が存在します。化学物質過敏症は、身の回りで使われている家庭用品や化粧品などに含まれるさまざまな種類の微量な化学物質に敏感に反応し、アレルギー症状があらわれるといわれています。発症のメカニズムについては未だ解明されていない部分があり、原因がわからない体調不良や周囲の理解がないことで苦しんでおられる方がいらっしゃいます。

 日常生活で気を付けることとしては、原因となる物質を持ち込まないことが大切です。ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等の揮発性有機化合物は、建材や家具等から発生するので、これらの使用量が少ないものを選ぶことが大切です。

 他にもタバコ、殺虫剤、ヘアスプレー、芳香消臭剤等には数多くの化学物質が使用されているので必要以上の使用を避けましょう。

 また、十分な換気を行い環境を整えることや適度な運動や睡眠、バランスの良い食事など規則正しい生活をし、自分自身の健康状態を良好に保つことも大事になります。

 皆さんの周りにも化学物質過敏症の方や人工的な香りや消臭剤などで具合の悪くなる人がいるかもしれません。

 公共の場など人が集まるところでは、香料(香水、芳香剤、香りの強い柔軟剤・洗濯用洗剤等)や消臭剤(抗菌防臭剤、消臭剤入り柔軟剤、洗濯洗剤、消臭スプレー、制汗剤)等使用を控えることが、化学物質過敏症の方にとっては助けになります。

 

 下記のリンクでは、相談窓口の紹介、診断やアドバイスのできる医療機関の掲載等がされています。

 また、化学物質過敏症で療養中の方が日常生活に支障を来す場合には障害年金の対象となる場合もありますのでご参照ください。

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