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血圧手帳
高血圧とは
血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す圧力のことです。高血圧は、血管の壁に強い圧力がかかっている状態です。血圧が高い状態が続くと、動脈硬化(血管の老化)が進み、血管がつまったり破れたりしやすくなります。高血圧自体は無症状の場合が多いですが、そのまま放置すると、脳血管疾患や心疾患など命にかかわる大きな病気を引き起こします。
香美市の現状
香美市は全国や県と比較し、高血圧など血管が傷つくことで発症する急性心筋梗塞や腎不全による死亡が多い現状があります。特に急性心筋梗塞で死亡する男性は、全国の2倍以上と非常に多くなっています。
一人ひとりが自分や周囲の人の血圧に関心を持ち、生活習慣の見直しや血圧測定の習慣化を行うことで、血管病につながる要因である血圧をコントロールすることが大切です。
高血圧対策 3つのポイント
1.減塩しよう
塩分の摂りすぎは、高血圧の原因となります。塩分を摂りすぎると、一時的に高くなった血液中の塩分濃度を下げるために体の中に水分が溜め込まれます。すると、心臓に送り込まれる血液量が増え、血管にかかる圧力が増すため、結果的に血圧が上がってしまいます。普段から「減塩」を意識した生活を送り、高血圧を予防しましょう。
2.家庭血圧を測ろう
血圧は、測る時間帯や気候、体調によって変動します。日常的に血圧測定を行い、普段の血圧を知っておくことが大切です。測定したら記録に残しておきましょう。
香美市の血圧手帳ができました!
ご自由にダウンロード・印刷して日々の記録等にご活用ください。
※印刷の際は、「両面印刷」「短辺を綴じる」を選択してください。
3.高値が続くときは受診しよう
血圧の高い日が1週間以上続くようなら、記録を持ってかかりつけ医に相談しましょう。