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ノロウイルスによる感染性胃腸炎に注意!

印刷用ページを表示する更新日:2021年12月13日更新

ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、年間を通して見られますが、冬場に多く発生するため、今の季節は特に注意が必要です。ウイルスの付着した手指や食品などを介して口から感染し、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が出ます。通常は2~3日で回復しますが、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児は、脱水症状を起こし重症化する場合がありますので、一層の注意が必要です。

 

予防対策と注意事項

⑴食事の前やトイレの後には、必ずせっけんで手をよく洗いましょう。

⑵生の肉や魚介類を調理した調理器具はしっかりと洗い、熱湯などで消毒しましょう。

⑶下痢や嘔吐などの症状がある場合は、食品を直接取り扱うことは控えましょう。

⑷下痢や嘔吐の激しい場合は、脱水症状を起こさないように水分補給をしてください。むやみに市販の下痢止めなどを使用せず、早めに医療機関で受診しましょう。

⑸加熱が必要な食品はしっかり加熱して食べましょう。カキなどの魚介類の生食は、高齢者や乳幼児は避けるようにしましょう。

⑹症状のある方の便や嘔吐物には、大量のウイルスが含まれていますので、直接手で触れないようにしましょう。

消毒には加熱や家庭用塩素系漂白剤が有効です。便や嘔吐物の付着には約50倍希釈、調理器具やおもちゃには約250倍希釈で消毒します。容器に記載の使用上の注意等をよくご覧ください。

 

(注意)ノロウイルスには消毒用アルコールは効果がありません。