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リフィル処方箋の使い方

印刷用ページを表示する更新日:2023年8月21日更新

リフィル処方箋について

リフィル処方箋とは

リフィル処方箋とは、2023年4月に導入された制度です。
症状が安定して、通院をしばらく控えても問題ないと医師が判断した場合、医師の指示のもと処方されます。医師と薬剤師の連携のもと、医療機関に通院することなく一定期間内に同じ処方箋を最大3回まで繰り返し使用することができます。
通院にかかる負担の軽減や医療費の負担が抑えられる等のメリットがあります。

分割調剤とは

リフィル処方箋と似たような仕組みとして、分割調剤があります。
分割調剤とは、定められた処方期間を分割する仕組みです。
分割調剤が行われるケースとして、
・長期保存が困難な薬剤を処方された場合
・ジェネリック医薬品を初めて使用する場合
・医師による指示がある場合
などがあります。

リフィル処方箋と分割調剤の違い

(例)90日分の内服薬を30日分ごとに薬局で調剤して交付する場合
分割調剤では、医師は90日分の処方箋を発行し、薬局に対して3回に分割して調剤するよう指示が出ます。
リフィル処方では、医師は30日分の処方箋を繰り返し利用できる回数を記載したうえで発行します。

リフィル処方箋の使い方

1回目の処方は、通常の処方箋と同様に発行日を含めて4日以内に調剤薬局で調剤してもらいます。
薬局から「次回調剤日」が記入されたリフィル処方箋(原本)が返却されるので、なくさないように保管しましょう。
2回目以降は、「次回調剤日」の前後7日以内にリフィル処方箋を薬局に持っていき、薬を受け取る必要があります。
病院を受診する機会が減ることから、薬剤師による服薬状況や副作用の確認等が重要となります。
気になる症状や体調変化がある場合には、医師の診察を受けることができます。
リフィル処方箋を出す薬局は1回目から3回目まで同じ薬局で出すことが推奨されています。