本文
香美市災害廃棄物処理計画
このページでは香美市災害廃棄物処理計画を公表しています。
香美市災害廃棄物処理計画2025.6改定 [PDFファイル/2.42MB]
概要・沿革
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震、平成23年3月に発生した東日本大震災に代表される地震による災害は、被害が広範囲に及び、ライフラインや交通の途絶等社会に与える影響が非常に大きく、さらに津波堆積物を伴う渾然一体となった災害廃棄物の処理の問題は甚大で、震災からの復旧・復興の大きな障害となりました。当然、日常の一般廃棄物についても、平常時の収集・運搬及び処理を行うことが困難となります。
また、高知県では平成20年4月には震災に強い地域社会をつくることを目指した「高知県南海 トラフ 地震による災害に強い地域社会づくり条例」を 制定するとともに、平成28年3月には、この条例をより実効性と具体性のあるものとするために「産・学・官・民」が一体となって取り組む「高知県南海トラフ地震対策行動計画」を策定しています。
香美市においても、発災後、速やかに被災現場からがれき等を撤去し、適切かつ迅速な方法で処理していくとともに、避難所からのごみ・し尿処理問題等に対して、事前に十分な対策を講じておく必要があります。この計画は、南海トラフ地震対策の進捗による災害廃棄物の発生量の見直しや平成28年度熊本地震や平成30年7月豪雨での教訓や新たな知見等を反映させた「高知県災害廃棄物処理計画Ver.2」を踏まえ、平常時における事前対策並びに災害発生後の各段階に応じた応急対策及び事後対策についての基本的な方針を示すことにより、災害廃棄物等の適切かつ円滑な処理の推進を確保することを目的として、平成29年12月に策定した災害廃棄物処理計画を改定するものです。
なお、この計画は、香美市地域防災計画や被害想定が見直された場合や、今後新たに災害の被害が発生した場合など、計画策定の前提条件に変更があった場合は適宜見直しをするものとしています。