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香美市立美術館では、「絵の中の小さな旅・海外編」を開催します。この展覧会は、収蔵作品の中から世界の各地を描いた絵を選び、それを鑑賞しながら心の旅を楽しむというものです。
片木太郎が描くローテンブルク、石川寅治の「台湾風景」、イタリアを描いた平賀亀祐や二重作竜夫、宮田重雄、スペインを舞台にした真垣武勝の「セビリア」や「古代の水道」など、世界中の景色に出合うことができます。そして何より多くの画家の心をとらえたパリの風景がたくさん描かれています。パリは芸術の都と言われているだけに世界中の芸術家にとってあこがれの地。多くの日本人画家がパリを訪れており、高知の画家もその例外ではありませんでした。土佐山田町出身の上島一司をはじめ、福富栄、山本茂一郎、山脇信徳、宮地俊一郎など、多くの画家がパリを目指した時代がありました。それぞれの視点で描かれたパリの風景を見比べ、その違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、これに合わせて香美市内の小学4年生の作品も展示をします。子どもたちのみずみずしい感性を、ぜひご覧ください。
2017年8月26日(土曜日)から2017年10月15日(日曜日)まで
9時00分から17時00分まで(入館は16時30分まで)
毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は翌日休館)
一般310(150)円・()内20名以上団体料金
長寿手帳提示150円
身体障害者手帳、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)、又は療育手帳を所持する者及びこれらの者を介助するために必要な者(身体障害者等1人につき1人)は無料
高校生以下無料
毎週日曜日の14時00分から
展示室(※入場料要)