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香美市立美術館は、今年で開館20周年をむかえます。8月30日からの前期「-ひと・人・ひと-」展に引き続き、後期「-ひろがる表現の世界-」展を開催いたします。
平成15年より新館長を迎えた当館は、さらなる発展を目指してきました。大いなるチャレンジ精神のもと、未知の領域を開拓していき、展示した作品の種類も、絵画のみならず、書や、陶芸、彫刻、写真など多岐にわたりますが、積極的に立体作品の展示にも取り組んできました。
このように大変広範囲な活動の成果としては、収蔵作品の充実と、たくさんの方々に当館を知っていただくとともに、愛してくださっていることがあります。当館は20年の歳月を経て、ここに立派に成人となったと言えるのではないでしょうか。小さな町に生まれた美術館が、様々な方の協力を得てここまで成長してきた姿を、ぜひ市民のみなさまに見ていただきたいと思っております。また、今回は、収蔵品とともに香美市内の小学4年生が制作した自分の過去・現在・未来を表す絵巻物を展示いたします。
美術の表現が、絵画に限らず、立体的な作品も含めて、本当に多様で、豊かな広がりを持つものであることを、来て、見て、感じていただけたらありがたいと思います。そして、これからも市民の方々に愛される美術館であり続けたいと願っております。
開館時間:午前9時00分から午後5時00分まで(入館は4時30分まで)
休 館 日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
一般310(150)円・( )内20名以上団体料金
長寿手帳提示150円
身体障害者手帳提示無料
高校生以下無料
【オープニングセレモ二ー】
日時:11月1日(土曜日)午後2時から
場所:香美市立美術館ロビー
【北泰子ギャラリートーク】
日時:11月1日(土曜日)午後2時30分から
場所:展示室 ※入場料要
【館長または学芸員による作品解説】
日時:会期中毎週日曜日 午後2時から
場所:展示室 ※入場料要
※セレモニーとギャラリートークは、都合により中止または日程の変更がある場合があります。)
「海から来た道」片木太郎
「Drama 予感」谷岡久
「静物」中村博
「装置」高崎元尚
「椿の木のある風景」筒井広道
「りんご譜・午後の微風」桑尾寿秋
「KALPA 夜」日和崎尊夫