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ベルナール・フォコンは、生地プロヴァンスの自然の中でマネキン人形を使い、夢想と少年時代の記憶が入り交じった魅力的な世界を作り上げています。彼は、それまで外を見る窓であった写真のメカニズムを踏み越えて、外の景色そのものを見ることで写真の可能性を広げてきました。このような時代の転換点に立つ写真の魅力を、島根県立美術館の協力を得て、高知で初めて紹介いたします。今回展示する作品は、〈夏休み〉のシリーズを中心に、〈時の不確かな進化〉、〈愛の部屋〉、〈黄金の部屋〉、〈エクリチュール〉まで全38点です。写真文化が広がり、誰もが気軽に写真を撮ることができる時代になりましたが、一味違う、ユニークな写真展としてご紹介します。
2015年5月23日(土曜日)から6月28日(日曜日)まで
開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日火曜日)
一般510(250)円・( )内20名以上団体料金
長寿手帳提示250円
身体障害者手帳、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)、又は療育手帳を所持する者及びこれらの者を介助するために必要な者(身体障害者等1人につき1人)は無料
高校生以下無料
館長または学芸員による作品解説毎週日曜日 午後2時より
場所:展示室 ※入場料要