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香美市立美術館第55回企画展「香美市立美術館20周年記念展 前期 -人・ひと・人-」

印刷用ページを表示する更新日:2014年9月25日更新

 香美市立美術館は、平成6年に土佐山田町立美術館として誕生しました。それから今年で20年が経ちますが、この節目にこれまでの歩みを振り返り、「香美市立美術館20周年記念展」として、その足跡を市民の方々にぜひ見ていただきたいと思っています。まずは「前期」として、前半の10年間を市民のみなさまとともに振り返りたいと思います。
 ふるさとの美術館として歩みをはじめた土佐山田町立美術館は、三木京子館長のもと、すべてがはじめてのことばかりで、大変苦労があったことでしょう。そんな中で、多くの人々の助けを得て、少しずつ形を整えてきました。そして平成8年には、はじめての収蔵品展が開催されるほど、美術館の収蔵作品も整ってきました。それは、全く0からスタートしたコレクションが少しずつ形になってきた証でした。皆様のありがたいご好意の数々の積み重ねで、このような創生期の困難を乗り越えることができました。
 本展は、このような前半10年間の歩みを「人・ひと・人」展として、人とのつながりで美術館がささえられてきたことを示す展覧会です。この展覧会に合わせて、香美市の市民の方々にも呼びかけ、「ひと」をテーマに作品を募集しました。応募された約20名の方々の絵画や写真などの作品も、収蔵品とともに展示しています。
 現在の香美市になる前の土佐山田町にこのような美術館が生まれたことを、多くの方々にご覧頂きたいと思います。


また、20周年を記念して、香美市立美術館のロゴマークを募集し、計105点の応募を頂きました。
厳正な審査の結果、下記の オダ タクミさん(土佐山田町出身、京都在住)の作品に決定しました。
ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。
今後、パンフレットや印刷物等に広くこのマークを活用して参ります。

ロゴ

【制作者】オダ タクミ 様
男性
京都府在住、土佐山田町出身
27歳

【作者コメント】
香美(Kami)市の「K」と美術館(Museum)の「M」を図案化しました。
マーク左端の「|」部分が美術館を、「M」は多くの山々で形成されている香美市を表現しており、美術館が将来に向かって飛躍していく光を放つ状態を表現しています。そして、香美市(もしくは、香美市の人たち)の感性が、アートに触れることで、空高く飛躍していく様子もイメージしています。
色は、新緑を想起させる「若草色」(日本の伝統色:DIC-N832)。これまでの20年の歴史を踏まえ、これからも将来に向けて、どんどんと新たな芽(アート作品や才能)を生み出していってほしいという思いを表した色です。
また、「美術/アートは敷居が高い」と考えている方々にも気軽に美術館に訪れていただけるような親しみやすい優しい色でもあり、私自身が緑(自然)の多い香美市をイメージする色でもあります。
ロゴマークに合わせて、「香美市美術館」というロゴタイプもオリジナルで制作しました。
ロゴマークとロゴタイプが揃って見えることで、さらに視認性や認知度が高いマークになると思います。


会期

2014年8月30日(土曜日)から9月21日(日曜日)まで

開館時間・休館日

開館時間:午前9時00分から午後5時00分まで(入館は4時30分まで)
休 館 日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

入館料

一般310(150)円・( )内20名以上団体料金
長寿手帳提示150円
身体障害者手帳提示無料
高校生以下無料

関連企画

【オープニングセレモ二ー】
日時:8月30日(土曜日)午後2時から
場所:香美市立美術館ロビー

【三木京子ギャラリートーク】
日時:8月30日(土曜日)午後2時30分から
場所:展示室 ※入場料要

【館長または学芸員による作品解説】
日時:会期中毎週日曜日 午後2時から
場所:展示室 ※入場料要

片木
                                「自画像」片木太郎

石川
                               「母の着物」石川寅治

山本
                              「踊り子」山本茂一郎