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武吉孝夫は1946年(昭和21年)に四万十町に生まれ、大阪の写真専門学校で学んだ後、帰郷し地元で写真店を営みながら県内各地を取材しました。その中で今回展示する300点以上の作品は、1976年(昭和51年)に高知市中心部を隈なく歩き、当時の街並みを記録として写真におさめたものです。約6ヶ月かけて高知市に滞在し撮り続けたこれらの写真は、記録に徹したことで41年間の時間の経過と共に意味を持つようになり、当時の人々の生き生きとした暮らしが蘇ってきます。
高知市下知地区の一文橋かいわいや旧旭東小学校の校舎、現在のひろめ市場北側のたばこ屋と日曜市など、昭和を生きてきた人々には見ていると当時の記憶があふれてくるのではないでしょうか。当時を知らない若い世代には、現在の街並みとは大きく変化している風景が新鮮に写ることでしょう。幅広い世代の方に当時の活気を感じていただけたらと思います。
写真が本来持っている記録性にこだわり、その力を充分に発揮している本展をぜひお楽しみください。
2017年10月28日(土曜日)から2017年12月17日(日曜日)まで
9時00分から17時00分まで
入館は16時30分までとなります。
毎週月曜日
月曜日が祝日の場合、翌日は休館となります。
310円
150円
150円
身体障害者手帳、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)、又は療育手帳を所持する者及びこれらの者を介助するために必要な者(身体障害者等1人につき1人)は無料
高校生以下無料
2017年10月28日(日曜日)14時00分から
美術館ロビー
2017年10月28日(日曜日)14時30分から
展示室
入場料が必要です。
毎週日曜日の14時00分から
展示室
入場料が必要です。