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第69回企画展「絵の中の小さな旅・国内編」

印刷用ページを表示する更新日:2017年5月24日更新

小さな旅のはじまりです。
この展覧会は、香美市立美術館の収蔵作品の中から描かれた場所がわかる絵を選び、その地をたどる旅に仕立てています。
今では見ることのできない、かるぽーと西側の堀川にあった水門を描いた片木太郎の「青の風景」、石川寅治の重厚な富士山、上島一司の力強い奈良の風景、中村博の足摺、西岡瑞穂の室戸の海など、それぞれの作風による幅広い年代の風景画が楽しめます。
また、坂本義信が高知の名所や風俗を表した木版画集「土佐三十絵図」も紹介します。これは、昭和7年から3年がかりで制作され、高知の版画芸術の草分けともいえる作品です。その後昭和54年に復元本が発行され、当館に収蔵されています。復元本とはいえ非常に美しく、土佐の古きよき時代を感じることができます。
観光名所ではない身近な風景を辿る記憶の旅は、じっくりと絵に向き合うよい機会となるのではないでしょうか。
また、香美市にある美術館として、本館には私たちにとって身近な風景を描いた作品が数多く集まっています。市民の皆さんにとっては、見覚えのある故郷の景色も見ることができるのではないでしょうか。
初夏の爽やかな季節、ぜひ「絵の中の小さな旅」にでかけてみましょう。

チラシ①

 

チラシ②

 

会期

2017年6月10日(土曜日)から2017年7月17日(月曜日・祝日)まで

開館時間

9時00分から17時00分まで(入館は16時30分まで)

休館日

毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は翌日休館)

入館料

一般310(150)円・()内20名以上団体料金
長寿手帳提示150円
身体障害者手帳、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)、又は療育手帳を所持する者及びこれらの者を介助するために必要な者(身体障害者等1人につき1人)は無料
高校生以下無料

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館長または学芸員による作品解説

日時

7月16日以外の日曜日と、7月17日(月曜日・祝日)の14時00分から

場所

展示室(※入場料要)