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タカハシユミコは昭和23年に高知市に生まれ、昭和46年に女子美術大学を卒業し、昭和50年代より布による作品を制作しています。作品に使われる布は、作家自身が東京や京都の呉服店を回り買い求めたものです。様々な色や模様の布がそれぞれの特性を生かして使われており、まさに絵の具が布に、絵筆が針となって「布絵」が誕生しています。
タカハシユミコの表現は、身近な動物や植物、日常の何気ないひとコマなど女性ならではの感性を生かした親しみやすいモチーフと、現実から大きく飛躍したイメージの世界が一緒になった独特の味わいを持っています。
作家の感性に触れる布を探し出し、それぞれの色のハーモニーを大切に手縫いされ、絵の具では表現できない立体的なふくらみのある「布絵」は従来の手芸の枠を超えて、品格のある美しさを見せています。
柔らかく光沢がある絹の和服地の特長を生かした「布絵」の魅力をぜひご堪能いただきたいと思います。
2017年4月8日(土曜日)から2017年6月4日(日曜日)まで
9時00分から17時00分まで(入館は16時30分まで)
毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は翌日休館)
一般510(250)円・()内20名以上団体料金
長寿手帳提示250円
身体障害者手帳、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)、又は療育手帳を所持する者及びこれらの者を介助するために必要な者(身体障害者等1人につき1人)は無料
高校生以下無料
2017年4月8日(土曜日)14時00分から
美術館ロビー
2017年4月8日(土曜日)14時30分から
展示室(※入場料要)
毎週日曜日 14時00分から
展示室(※入場料要)