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香美市立美術館第59回企画展「香美アートアニュアルvol.3 -今を生きる表現-」

印刷用ページを表示する更新日:2015年6月23日更新

本展は、高知県にゆかりのある若手美術家を紹介するシリーズで、今回3回目となります。今回は、Gabomi.、上村菜々子、川鍋達、瀧石公子、谷口朋栄、玉井祥子、玉木かつこ、山崎香織の8名による展示で、写真、絵画、立体、染織など、作家それぞれに「今を生きる」多くの問題に向き合い、そこから魅力的な作品を生み出しています。

Gabomi.は、手レンズという独自の技法で、市販のレンズを使わずに手を使用して撮影した写真を表現手段としています。上村菜々子は、主に白と黒を使い、心象風景ともいえる独特の絵画が評価されており、さらに新しい表現を開拓しようとしています。川鍋達は、地域おこし協力者として須崎市の活性化に寄与していて、その作品は立体と平面が融合した色彩豊かな表現です。瀧石公子は、自画像を取り込んだ絵画が特徴で、メランコリーな雰囲気が漂う画面を形作っています。谷口朋栄の作品は、特有の感性でとらえた様々な女性の有様が展開されていて、はかなげで美しい絵画になっています。玉井祥子は、音楽の世界から美術の表現へ移ってきた異色の経歴で、土佐和紙の特徴をとらえて繊細で美しい抽象的な作品を伝統的な形式の軸装で表現しています。玉木かつこは、主に鉄と樹脂を使い、空間を意識した立体作品を展示します。山崎香織は、大掛かりな染めの技法で、様々な想いがその作品に込められていて、重層的で力強い作品を生み出しています。

このように、出品作家8名は、それぞれの表現で「今を生きる」多くの困難な問題と向き合い、そこから個性的な作品を生み出しています。彼らの制作にかける熱い思いを受け止め、共に生きる今を共有していきたいと思います。これらの意欲的な作品を、ぜひご覧ください。

チラシ

チラシ裏

会期

2015年7月7日(火曜日)から8月16日(日曜日)まで

開館時間・休館日

開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日火曜日)

関連企画

出品作家によるシンポジウム
最終日8月16日(日曜日)午後2時から午後4時
場所:展示室 ※入場料要

館長または学芸員による作品解説
毎週日曜日 午後2時より
場所:展示室 ※入場料要

入館料

一般310(150)円・( )内20名以上団体料金
長寿手帳提示150円
身体障害者手帳、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)、又は療育手帳を所持する者及びこれらの者を介助するために必要な者(身体障害者等1人につき1人)は無料
高校生以下無料