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2022年5月 警防技術訓練を実施!

印刷用ページを表示する更新日:2022年5月1日更新

2階ベランダに逃げ遅れ1名、男性意識あり、これより梯子による救出を行う!

 5月2日(月曜日)、5月6日(金曜日)、5月10日(火曜日)の3日間で消防署及び香北分署の消防隊(6隊)が消防署訓練施設で警防技術訓練を実施しました。
 この訓練は、4月の人事異動後、火災現場で必要な基本技術の練成と新たなメンバーでの連携強化を目的として「木造2階建て住宅の2階から出火、居住者の男性1名が逃げ遅れて2階ベランダ部分に取り残されている」という想定で、人員4名、車両1台でこの男性の救助と2階の消火活動を行い、実施隊員の安全、確実、迅速性を評価するものです。
 当日は、消防長及び消防署長の訓練視察の下、防火衣や空気呼吸器など20kg以上の個人装備を身に着けた状態でも迅速な行動で日頃の訓練の成果を発揮すると共にこの数年内に採用された若年隊員の練度の向上をしっかりと実感出来ました。しかし全てが満点というわけではなく、実施隊員に対してチェックシートをもとに評価員から抜かっていた点やこうすればなお良かった、といったフィードバックに各隊員は真剣な眼差しで応えていました。
 火災のほとんどは、ちょっとした火の不始末や不注意で発生しています。火気の取り扱いには十分注意して火災予防につとめましょう。
01
フラフの前で消防署長に訓練開始の報告!
02
予告指令を受け、出動準備室で迅速に防火衣を着装
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モニターで現場の位置やホースの延長距離などを確認し乗車
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空気呼吸器や防火衣、無線機など個人装備一式(重さは20kg以上)の着装状態をチェック
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出動!
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現場到着!
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直ちにホース延長を開始
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素早くホースを展開
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ノズルを構え放水に備える
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指揮者は周囲の状況を確認するため現場を一巡
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「ドアを閉め、姿勢を低くして待っていて下さい。今からあなたを助けます!」
ベランダに取り残された住民を発見、すぐに声をかけ最低限の安全確保と安心感を与えます
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冷静に状況を無線報告
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梯子や救助用資器材を持ち逃げ遅れ者に向かう
(2階ベランダの黄色台の上にいる人)
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迅速に梯子をかけて救出に向かう
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ロープで確保し無事救出
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救助を終え火元の2階を消火すべく屋内進入を開始
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火点に向かい低い姿勢で進み放水し訓練終了
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令和3年度採用の新人消防士も必死に訓練し十分な成果を発揮しました
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訓練を終え隊員たちを労う消防隊長

香美市消防本部では引き続き市民の皆様の安心、安全を確保するため様々な備えと訓練を行っていきます。