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火災を知る‼嶺北消防署と火災性状体験型訓練を実施

印刷用ページを表示する更新日:2024年3月29日更新
 2024年3月13日、14日、15日の3日間、高知県消防学校のコンテナ施設を使用し、嶺北消防署と合同で火災性状体験型訓練を実施しました。
 この訓練は、近年、住宅の高気密高断熱化等に代表される生活様式の変化に伴う火災性状の変化に対応するために、屋内と見立てたコンテナ施設内に防火装備を完全装着した隊員が入り、目の前で実際に木材を燃焼させ、着火からの燃焼過程を体験し、火災の性状と変化を理解することによって、より安全で効果的な消火活動に繋げることを目的として実施しました。
 今回は、香美市と同様に山間地域を多く管轄する嶺北消防署と合同で実施することにより、地域の特性に応じた課題等を共有し、さらに共に学ぶことによる消防本部の垣根を越えた隊員間の交流に繋げることができました。
 今後も訓練を継続し、多種多様化する災害に対応できるよう知識や技術の向上に努めてまいります。
01
高知県消防学校コンテナ施設
02
訓練前には目的、目標及び火災性状を再確認。
03
お互いに着装状況を確認。ヘルメットと空気ボンベには耐熱カバーを装着。
04
コンテナ内の状況。隊員は防火衣の性能を確認するために足を延ばしたり、自由な体勢で体験。
05
目の前で燃え上がる炎。壁を伝って上方へ燃焼。
06
上方の煙の層と下方の空気の流入。
07
コンテナ外で内部温度を確認して内部管理者に連絡。
08
退室後は放水で防火装備を除染。
09
温度変化をグラフ化。赤線が天井付近温度で最高414度、青線が下方の隊員周辺温度で最高55度を記録。赤線はドア開閉により上下している。
10
訓練後は振り返りを行い確認と情報の共有を実施。