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小惑星「Tanijinzan=谷秦山」誕生!

印刷用ページを表示する更新日:2021年12月7日更新

 

小惑星「Tanijinzan=谷秦山」が誕生しました!

2021年11月29日、国際天文学連合(IAU)により、関勉氏が発見された小惑星の一つが「Tanijinzan=谷秦山」と命名されたことが発表されました。

谷秦山(谷重遠)は江戸時代の天文・歴学者で、土佐天文学の先駆者ともいわれています。香美市土佐山田町秦山町には市指定の史跡である谷重遠邸跡や国指定史跡・谷重遠墓があり、香美市にゆかりの深い方の名前が小惑星となり、大変うれしいニュースです。

 

以下に、国際天文学連合の発表文を掲載します。

 IAU(国際天文学連合)の発表文   IAU WGSBN Bulletin Volume 1, #12 2021 Nov. 29

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(43857) Tanijinzan = 1993 VP2

Discovery: 1993-11-15 / T. Seki / Geisei / 372

Tani Jinzan (1663–1718) was an Edo-period astronomer and calendrical scholar in Tosa

(modern-day Kochi prefecture). In 1694, using his accurate observations of the Sun, Moon, and

constellations, he determined the latitude of Kochi Castle to be 33 and a half degrees north.

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訳:(小惑星番号 43857) Tanijinzan =谷秦山 1993 VP2

発見日: 1993-11-15 / 発見者 関 勉 / 芸西天文学習館

谷秦山(1663-1718)は、江戸時代の土佐(現、高知県)の暦学者、天文学者。太陽、月、星座の正確な観測をおこない、高知城の北緯を33度半と決定した。

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2021年12月2日 21時30分頃の小惑星「Tanijinzan=谷秦山」の位置

12月2日谷秦山の位置    谷秦山 太陽系内の位置

 (画像提供:元石垣島天文台所長 宮地竹史氏)

 

小惑星「Tanijinzan=谷秦山」をとらえた写真

12月5日の夜、福島県須賀川市の佐藤裕久さんが、小惑星「谷秦山」の撮影に成功され、写真を提供してくださいました。

佐藤さんは、発見者である関勉さんのホームページ制作のメンバーで、小惑星「谷秦山」の命名を知り、毎日撮影を試みていたとのことです。

 現在、小惑星「谷秦山」はオリオン座にありますが、地球からの距離は2億5800万Kmと遠く、17等星と暗いため、口径25cmの望遠鏡に冷却CCDカメラを取り付け、合計60分の露出で、その姿をとらえることができたそうです。(写真の矢印の先の天井の星。周りの恒星は日周運動で移動し、線状に写っています)

小惑星「谷秦山」

撮影時間:2021年12月5日22時33分5秒から23時39分24秒(日本時間)

撮影者:佐藤裕久氏

(25-cm反射望遠鏡+CCDカメラ 露出90秒×40 冷却温度-31℃)

 

動画はこちらから [その他のファイル/584KB]

 

謝辞

小惑星「Kamishi=香美市」に続き、小惑星「Tanijinzan=谷秦山」の誕生を実現してくださった関勉氏(芸西天文学習館)に深く感謝申し上げます。また、今回、命名提案から認定まで1か月足らずという短期間での認定は、関氏のこれまでの実績が高く評価されたためと推察しております。

最後に、小惑星に「香美市」及び「谷秦山」の名をつけようと関氏に提案をしてくだり、また様々な情報や画像を提供くださるなど出身地である香美市を「星のまち」にしようとご尽力くださった宮地竹史氏(元石垣島天文台所長・香美市観光大使)に深く感謝いたします。

 

お問い合わせ先

 

生涯学習振興課文化班

〒782-8501
香美市土佐山田町宝町1丁目2番1号
0887-53-1082


メールアドレス shogai@city.kami.lg.jp