2階ベランダに逃げ遅れ1名、男性意識あり、これより梯子による救出を行う!
5月8日(月曜日)、5月9日(火曜日)、5月10日(水曜日)の3日間で消防署及び香北分署の消防隊(6隊)が消防署訓練施設で警防技術訓練を実施しました。
この訓練は、4月の異動後、火災現場で必要な基本技術の練成と新たなメンバーでの連携強化を目的として「木造2階建て住宅の2階から出火、居住者の男性1名が逃げ遅れて2階ベランダ部分に取り残されている」という想定で、人員4名、車両1台でこの男性の救助と2階の消火活動を行い、実施隊員の安全、確実、迅速性を評価するものです。
当日は、消防長及び消防署長の訓練視察の下、防火衣や空気呼吸器など20kg以上の個人装備を身に着けた状態でも迅速な行動で日頃の訓練の成果を発揮すると共にこの数年内に採用された若年隊員の練度の向上をしっかりと実感出来ました。しかし全てが満点というわけではなく、実施隊員に対してチェックシートをもとに評価員から抜かっていた点やこうすればなお良かった、といったフィードバックに各隊員は真剣な眼差しで応えていました。
火災のほとんどは、ちょっとした火の不始末や不注意で発生しています。火気の取り扱いには十分注意して火災予防につとめましょう。